『日本の婦人雑誌 解説』所収の「近代婦人雑誌関係年表」(三鬼浩子)の最初に、望月誠編集の『子育の草子』(由己社、明治10.2.20〜10.9.18)が出ていた。我が国で最初の婦人雑誌の編集をしたのは、兎屋誠こと望月誠だったようだ。この人は、やはり出版史上重要な人みたいだ。
(参考)4月25日
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『歴史読本』で久米晶文氏が、「神々の狂宴−酒井勝軍と酩酊の日本近代史−」という瞠目すべき連載を続けている。5月号では、従来酒井の本若しくは書籍としての処女作は明治36年に警醒社書店から刊行された『讃美論』、『教育と音楽』とされていた通説を覆し、秋野茂広という筆名で書いた『伯多大帝』(安息日学校新聞社、明治29年)だったことを明らかにした。
追記:上記のことは、既に相沢源七「酒井勝軍の“神州天子国”論について−その日猶主義を中心として−(中)」『東北学院大学東北文化研究所紀要』17号、1985年7月に書かれていた。
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村井弦斎に関心を持つ研究者を発見す。菅原健史氏、名古屋大学大学院の人みたい。
「日露戦争期における進化論受容−村井弦斎『釣道楽』を中心として」
「自衛のための戦争は許されるか−村井弦斎「匿名投書」が提起する問題−」
論文にはまだなっていないかしら。
平凡社のPR誌『月刊百科』5月号は、前号に続き加藤周一追悼特集(今号は「加藤周一と百科事典」)。
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大西小生氏の「HP新「アリス」訳解」が消えてる。
『中央公論アダージョ』は「松本清張と日比谷を歩く」。松本清張記念館には2回ほど行きますた。
「神保町シアター」では、「樋口一葉」、「にごりえ」などを上映予定。一葉はシアターの建つ一画に住んでいたことがあるらしい。