2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧
『今東光資料館だより』第4号の「あとがき」に驚くべき情報。大阪経済大学の辻晶子講師による今東光が住職を務めた八尾市紫雲山天台院で東光旧蔵の「春聴文庫」が発見されたとの報告である。 「春聴文庫」と墨書された2函には、『成唯識論』等の経本や『天台…
11月?の「たにまち月いち古書即売会」で、古本横丁が和本均一400円台を終了した。私が主に和本ならざる雑誌や小冊子を掘り出していただけに残念である。出店自体はその後も続いているので、和本均一を止めたのは体調の具合ではなさそうである。 さて、最後…
『京都府百年の資料八:美術工芸編』(京都府、昭和47年3月)所収の「関西美術院院内日誌」に、太田喜三郎という人が出てくる。旧字を新字に改めて引用すると、 (明治四十年) 五月廿七日 太田喜三郎氏入学証持参せり (略) 六月四日 太田喜三郎君本日ヨリ…