神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

古書展で奮闘する黒岩比佐子さん

『日本古書通信』10月号の「鼎談・古書即売会の魅力」に、黒岩さんの名前が登場。 司会(樽見博) 残念ながら病気で亡くなられたけれど黒岩比佐子さんも珍しい女性の即売会の常連で、入手したものを見事にブログで紹介していましたね。 真田(幸治) 黒岩さ…

オタどんが1985年に読んだ本

85年中に読んだ本の記録が出てきたので、一部を紹介。コメントは、当時のもの。 グイン・サーガ・シリーズ サリアの娘、黒曜宮の陰謀、運命の一日、風のゆくえ ハヤカワ文庫・・・だんだん詰まらなくなっていく 松下電器がソニーを叩き潰さない理由 上之郷利…

ーーーーー 斎藤美奈子「中古典ノスゝメ」第25回(『スクリプタ』秋号)は、「不朽の名著」の謎~中根千枝『タテ社会の人間関係』(一九六七年)の巻。 船曳建夫が〈古典というのは、読まれずにその名だけが流布する段階に至った著作、という皮肉なことがいい…

須賀敦子の父須賀豊治郎

須賀敦子の父豊治郎が、昭和18年の『大衆人事録』の兵庫県の部に出ている*1。 須賀豊治郎 須賀商会(株)取締 西宮市殿山一〇一 [閲歴]大阪府先代豊治郎長男明治卅九年三(ママ)月生れ大正十四(ママ)年家督を嗣ぎ前名彦一を改め襲名す [家庭]母ノブ(明一…

オタどんと黒岩比佐子さんのファースト・コンタクト

黒岩さんの名前を最初に目にしたのは、『『食道楽』の人 村井弦斎』(岩波書店)だと思っていたが、それより前だったことが判明した。弦斎の英訳書『Hana』に関する新聞記事の切り抜きを持っていることは頭の片隅にあったのだが、ようやく実物が出てきた。平…

某公立中央図書館事件

『本の雑誌』平成9年3月号は、「この10年のSFはみんなクズだ!」特集。それで、私が買った最初の『本の雑誌』となった。それはともかく、同号の投稿欄「三角窓口」に、ある図書館員のお詫びが載っている。「12月号掲載の“極私的お願い”について」として、 図…

児童用機動戦士ガンダムトランプの逆襲

ロリコントランプを持っているだけで「トホホ」だったが、児童用ガンダムトランプも出現。 画像は御容赦いただくが、「ヤマザキ 機動戦士ガンダム 児童用トランプ」で紹介されている箱の表面の画像の左側にいるシャアとセイラがトランプの絵柄である。ただし…

考古学者森浩一の父森於莵次郎

森浩一『わが青春の考古学』(新潮文庫、平成14年10月)に小学校時代の話として、 父は当時、高島屋の図案部長をしていた。今日流にいうとデザイナーである。そのため画家たちとのつきあいも多く、普通の家庭よりは書物が多かった。 この父だが、昭和13年の…