神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

文庫櫂の『雑書目録』第1号

日本橋の文庫櫂から昔の古書目録をいただきました。『雑書目録』第1号、最初で多分最後の古書目録らしい。発行年が書いておらず、店主にも分からないらしい。がむしゃらに頑張ってきたようで、そもそも開業年も20年位前とはっきりしない*1。目録中最も新しい…

ゴッドハンド山本善行と実相寺昭雄・阿部昭らの『新人壇』『逆』を痛み分け

『新人壇』2号(新人壇同人、昭和35年2月)と3号(同年8月)、これも知恩寺の古本まつりで竹岡書店の均一台から。創刊号は見当たらなかった。初日はさえなかった竹岡の均一台だが、日を追うごとに充実していった。同誌は実相寺昭雄や阿部昭らの同人雑誌であ…

斎藤昌三人生最後の年賀状

これも東京古書会館で。斎藤昌三から東京の田中久寿(?)宛昭和36年の年賀状。中島古書店出品で1000円。宛名は手書きだが、裏面は印刷なので1000円は高いか*1と思ったが、斎藤はこの年の11月に亡くなっており、斎藤にとって最後の年賀状になるので購入。「謹…

古書目録『鴨東書目』を残して消え失せた京都の鴨東書房

一時期戦前の古書目録を何でもかんでも買っていたが、今は関西のそれもあまり著名でない店の物に絞っている。先日東京古書会館で購入したのは、京都市左京区丸太町川端東入(天理教前)にあった鴨東書房の『鴨東書目』第1号(昭和9年6月)である。金沢書店出…

竹岡書店の均一台で摺師西村熊吉の次男亀次郎の遺稿集を発見

知恩寺の古本まつりでは、初日は均一御三家の赤尾、キクオ、竹岡が白っぽい本が多くもう一つであった。結局下鴨納涼古本まつりに続いて福田屋の200円均一コーナーが一番良かった。最初から福田屋に張り付いた人はウハウハ状態であっただろう。開場前に私も含…

わが青春の京大UFO超心理研究会の終焉

10月23日から25日にかけて京都新聞で「ウは「京都」のウ」という『ウは宇宙船のウ』みたいなシリーズのファイル12「UFOが見たい」が掲載された。23日が「月輪寺異聞」で、愛宕山の月輪寺の女性住職が10年ぐらい前の夜オレンジ色の光が山並みに沿ってすっと動くのを…