神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

古書ダンデライオンから『創元推理文庫解説目録』(東京創元新社、1969年8月)を

去年河原町丸太町のアイタルガボンで開かれた古書ダンデライオン「ひとり古本市」で発見、500円。均一台で見つけたいところだが、贅沢は言えない。書き込みは全くない美本。1969年8月付けの「新刊と重版」の挟み込みあり。裏表紙に今は無き「KYOTOオーム社」の印があり、貴重。目録はミステリ部門が101番のガストン・ルルー著、宮崎嶺雄訳『黄色い部屋の謎』から393番のセバスチアン・ジャプリゾ著、望月芳郎訳『新車の中の女』までと、SF部門が701番のE・R・バローズ著、小西宏訳『火星のプリンセス』から794番のJ・G・バラード著、中村保男訳『結晶世界』まで。索引も含めて、64頁。ちなみに2015年7月『東京創元社解説目録』は、単行本や全集なども含めて500頁ほど。
なお、東京創元新社は1970年には東京創元社に変更しているので、その意味でも貴重だなあ。
ところで、古書ダンデライオンを含む町家古本はんのきが今月には新天地で再開するはずである。そろそろかなあ、楽しみ(*_*)