神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

霊媒としての内山若枝

霊媒としての内山若枝と思われる女性が大蔵公望の日記昭和14年3月20日の条に出てくることは、2009年10月22日を参照していただきたいが、より明確な記述を発見した。

『心霊と人生』10巻12号(昭和8年12月)の「各地便り(十月)」によると、

大阪便り▽大阪心霊科学協会講演会 十月二十二日午後六時から東区博労町四丁目の服部時計店楼上で開会 当夜は大連、奉天、新京等に於て心霊団を組織し、亀井霊媒を加へて活躍しつゝある霊媒内山若枝女史が突然来会したので、講演後臨時的に入神実験を行つた同女史は壇上に於いて椅子に凭れて独唱中いつしか入神状態となり、女史の亡父川上氏の霊が憑つて来て浅野氏と約三十分間いろいろの問答を行つた。今後同霊媒の能力並に活動がいかなる方面に向ふかは注目に値する。

内山の父川上賢三は、この年の6月に亡くなっている。死後ほやほやの(?)霊魂である。
なお、小田秀人『生命の原点に還れ』(たま出版、昭和60年1月)によると、この年の12月20日(二万年に一度、月と金星と土星が重なる日という)、内山が神主、小田が審神者となる神言拝受の儀式が成城学園で行われ、巴章呂の一党(若林不比等、舟田六郎、竹内重郎、斉藤義暢、後の萩原真、執行稲蔵)のほか、伊勢新聞社長松本吉晴、梅田寛一・美穂(ママ)子夫妻が参加したという。