神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

伊達俊光の金曜倶楽部とオカルティスト達ー福来友吉・浅野和三郎・関昌祐・間部詮信らー

吉永進一さんが亡くなられて今月31日で4年ですね。吉永師匠に頼まれた霊術家関昌祐に関する拙稿が載る栗田英彦編『「日本心霊学会」研究:霊術団体から学術への道』(人文書院、令和4年10月)*1が生前に間に合わなかったのは、残念ではある。しかし、日本…

大阪古書会館で小磯良平装幀の『金曜』創刊号(へちま文庫)を

毎月大阪古書会館で開催される「たにまち月いち古書即売会」に行ってます。ここでは開場前から並ぶ古本猛者の多くは、矢野書房が出品する文学書の棚を目指す。しかし、私は先ず古本横丁の和本400円台から廻っている。 ところが、今月の即売会では古本横丁は…

北村兼子と池田威を繋ぐ関西文壇ネットワークと道頓堀詩人

古本同人誌『BORO』同人誌特集(林大地・巽香連)が刊行された。林大地「片隅詩人の記録(一):伊藤杜詩夫ーもうひとりの大阪道頓堀詩人」を拝読。詩人・画家の伊藤を扱うことは事前に聞いていた。しかし、さっぱりお役に立てなかった。 林氏の調査によ…

戦時下に南木芳太郎の動向を伝える牧村史陽日記はどこに?

2月15日京都市立芸術大学で日本伝統音楽研究センター細川周平所長退任記念シンポジウム「細かさの偉大さ 近代芸能史研究家倉田喜弘の仕事」が開催された。そのうち、土田牧子「川上音二郎の表象ー倉田以前・倉田以後ー」が、倉田以前の音二郎についての研究…

北村兼子のスキャンダルと池田威の『文藝新報』(大正15年12月創刊)

pieinthesky氏が旧Twitterで北村兼子「國際スパイの女」が載る『關西文藝』第5巻第12号(關西文藝協会、昭和4年12月)を挙げていた。この大正14年3月に創刊された雑誌については、浦西和彦・増田周子・荒井真理亜『大阪文藝雑誌総覧』(和泉書院、平成25…