神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

『みすず』の読書アンケートで選ばれた一冊の本

読書アンケート特集*1の『みすず』1・2月合併号は、取り寄せようかと思っていたら、近所の図書館でまさかの発見。大橋秀子『金子喜一とジョセフィン・コンガー 社会主義フェミニズムの先駆的試み』(岩波書店)を松沢弘陽氏(日本政治思想史)と鈴木裕子氏(女性史・フェミニズム史研究)の二人があげていたのが印象的。この本は、黒岩比佐子さんによる書評が読みたかった本のうちの一冊である。なお、松沢氏は「出版の軌道に乗せた編集者の見識に感謝します」と書いているが、その編集者の名前は藤田紀子という。

金子喜一とジョセフィン・コンガー――社会主義フェミニズムの先駆的試み

金子喜一とジョセフィン・コンガー――社会主義フェミニズムの先駆的試み

参考:2011年4月5日

*1:3月号で作田啓一先生の分が追加されている。