神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

柳田國男と謎の西洋人

三村竹清の日記には、稀に柳田國男が出てくる。大正14年11月23日の条もその一つである。

八王子にて大義寺を尋ねて元横山町を曲れは かなたより洋服きたる二人連来る 見覚えありつるやうに思ひ近より見れは 柳田國男氏也 不しきの処にてといへは この西洋人か田舎を見たしといふまゝに 丁度こゝまての汽車ありけるまゝに来りし也と云 わかれて大義寺へゆく


この西洋人だが、ニコライ・ネフスキーではないと思う*1が、そうすると誰だろう。


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ユリイカ』10月号はマンガ家の福本伸行特集らしい。

*1:三村とネフスキーは、大正6年4月2日に膝栗毛輪講会に同席している(三田村鳶魚の日記)など、面識があったはずなので。