神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

東條書店とバラック装飾社


関東大震災後、今和次郎、吉田謙吉らによって創設されたバラック装飾社。最初の仕事は日比谷公園の開進食堂だったが、二番目は神保町の東條書店だったらしい。飯野正仁「疾走する眼玉 吉田謙吉試論」の「第1章俄然!震災が襲った。−考現学の芽生えとバラック装飾社」『朱夏』13号によると、

開進食堂の次にバラック装飾社が手がけた仕事は、神田の東條書店だった。今和次郎によれば、主人から「何か面白いもの」の方がよいという注文があったので、「野蛮人の装飾をダダイズムでやりましょう」ということになり、「梯子とペンキの車を曳いて来た同人のY[=吉田謙吉]、O[=大坪重周]二人と一緒に登つて描き出した」という(「バラックを美しくする仕事」)。


東條書店については、6月28日同月30日参照。

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昨日(日曜日)の朝から今日(月曜日)の朝まで、24時間でどのくらいアクセスがあるかと、「本街探偵」収録の書物系ブログでカウンターが公開されているもの(はてなのユーザーが多い)を幾つかチェック。200〜500件がほとんど。アヤシゲさんのブログ(最近更新されないのはナンダロウ←あっ、更新されてた)など更新されていないものもあるので、同条件ではないが。他もこんなものかしら。見た中では、古本ソムリエさんのが828件で抜きん出ていた。たけくまメモは桁が違い、1万239件。猫猫ブログはどんなものだろうか。ちなみに私は466件。
本好きの人が多いというはてなのブログでも数百件どまりというのは、皆さんブログなど読まずに本を読んでいるのか、YouTubeを見ているのか。