永代静雄と日本新聞学院

柳澤伸司『新聞教育の原点』（世界思想社、2009年3月）によると、

一九二七年四月十日、永代静雄は「新聞通信記者及従業員たるに必要の学理と実際とを教授し併せてその品性を修育する」目的で、日本で最初の新聞専門教育機関である日本新聞学院を創設した。
創立発起人として名を連ねた理事は、馬場恒吾、高石真五郎、伊達源一郎、村山長挙、簗田𨥆次郎、山根真治郎、山本昌一、松内則信、箕浦多一、杉村廣太郎（楚人冠）であった。

「蒲団」の永代静雄とだけで記憶すべき存在ではないようである。