本荘幽蘭については猫猫先生もどこか*1で詳しいことを知りたいと書いていたと思うが、既にヨコジュンさんが無き『日本及日本人』*2の「明治快人伝 早く生まれすぎた女傑 本荘幽蘭−抄伝−」で連載したところである(ただし、単行本未収録)。そこで知ったのだが、現代ユウモア全集第十一巻の高田義一郎『らく我記』(昭和3年11月)所収の「毛断ガールの本家本元」に、幽蘭が大正8、9年頃持ち歩いた名刺が復元されている。
日蓮主義讃美唱導者
(巣鴨病院全治退院患者)
教育講談師 本荘幽蘭尼
(元読売新聞/やまと新聞婦人記者)
原籍 東京市芝区南佐久間町一の一
現住所 浅草区永住町九十四番地
故郷 福岡県久留米市篠山町
また、「その(大正八年)五月頃には又剃つた坊主頭にトルコ帽を戴き、法官まがひの異様の服装で、浅草六区を徘徊して誰彼かまはず、いろゝゝの話をしかけて居た」との記載もある。これらの記載内容を裏付ける記述が、妹尾義郎の日記にあった。
大正8年4月8日 教育講談師本荘幽蘭尼の訪問をうく。
当時妹尾は浅草の統一閣の専任事務を行っていた。いやあ、これにはヨコジュンさんもビックリしてくれないかしら。
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『プガジャの時代』(新なにわ塾叢書)という本があるけど、『京一会館の時代』というような本は出そうで出ない。放映作品の一覧をCDにしたり、懐かしのオリジナルポスターの復元を付録で付けたりしてくれたら、売れると思うのだけど。券売所のおばちゃんはどうしてるかしら。近くに恵文社があったはずだが、特に印象に残ってはいない。
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某某先生様。藤田佳久『東亜同文書院中国大調査旅行の研究』(大明堂、2000年3月)151頁を見られたし。ある人の40歳頃の写真が掲載されています。