神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

大亜細亜建設社の賛助員


『大亜細亜』4巻6号(大亜細亜建設社、昭和11年6月1日)の「賛助員芳名住所」には、

五百木良三、今泉定助、西晋一郎、若宮卯之助、鹿子木員信、田鍋安之助、多田等観、中山優、ラス・ビハリ・ボース、宇野円空八角三郎、作田荘一、紀平正美、三田村玄龍(三田村鳶魚)、三島海雲


といった名前がある。ここに、衛藤利夫奉天市新高町)、増田正雄(麻布区新堀町六)ともある。衛藤の『満洲生活三十年』(大亜細亜建設社、昭和10年7月)に資金援助した増田は、やはりあの増田正雄と同一人物であった*1


なお、辰野隆の名前もあって、住所が「目黒区駒場町九二八」とあるから、仏文学者の辰野である。

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昨日のジュンク堂池袋本店のトークセッション、大串夏身昭和女子大学教授)×坪井賢一((株)ダイヤモンド社取締役)×柳与志夫(国立国会図書館電子資料課長)『ライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ 今、図書館はどこへ向かうべきか?』で、誰ぞに会う。←冗談でした。

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平凡社新書平岡正明『昭和マンガ家伝説』を見る。四方田犬彦氏の推薦文付。ジュンク堂池袋本店で3月28日に予定されていた両者のトークセッションは、「平岡正明先生は体調不良のため欠席となりました。当日は四方田犬彦先生のみの出席となります」とのこと。
新書457昭和マンガ家伝説 (平凡社新書)