スメラ学塾に言及した論文をまたまた発見!
谷口英理「「アジア復興 レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会」と戦時下の「レオナルド時代」」(『近代画説』12号、平成15年12月)がそれ。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会委員会」について、
委員会会長の末次信正が内閣官房総務課長・星野直樹に宛てた書簡から、展覧会を主催した「財団法人日本世界文化復興会」が開催年の一九四二年に設立され、第一回事業として同展覧会を行ったことが判明している。
「財団法人日本世界文化復興会」の設立や展覧会の開催経緯に関しては、小島威彦の自伝にも記されている。(略)帰国後、『ナチス叢書』(アルス)や雑誌『戦争文化』(世界創造社)、『イタリア』(イタリア友の会)の編集に携わり、仲小路彰らとスメラ学塾を開講した。
と書かれていた。
この論文は、書物蔵さんに御教示された*1『アジア復興レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会解説』(日本世界文化復興会、昭和17年8月)も活用している。何事も先行研究に気をつけねばいけない。もしかしたら、「大直会」*2についても、既に調査した論文があるかもしれない。
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「たけくまメモ」によると、米沢嘉博記念図書館の公式サイトがオープンしたとのこと。→「http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/index.html」
角川文庫の今月の文庫編集長は「桜庭一樹さん」。