岩野泡鳴の日記*1は一度紹介したけれど、作家・画家との交流だけでなく、トンデモ系のネタも載っている。
大正7年5月12日 小野崎が蒙古熱心家の西岡士郎氏をつれて来た。
大正7年5月14日 西岡氏より手紙(これによると、西蔵のラマ経文中にジンギス汗のことをヨシツネと云ふよし)。
書籍データベースによると、西岡は蒙古関係の本を何冊か書いているみたいだね。
ところで、黒岩比佐子『『食道楽』の人 村井弦斎』(岩波書店、平成16年6月)によると、弦斎の『渡宋の船』(明治24年郵便報知新聞連載)は、源義経ジンギスカン説にもとづくものだという。村井弦斎にしろ、西岡士郎にしろ、従来の義経ジンギスカン説の研究書には出てこない人物である。トンデモの世界も奥深いものがあるね。
*いつのまにか、リクルートからL25(R25の女性版?)なるフリーペーパーが出てたのね。
だれぞは、元気に新宿展でセドってきたかすら・・・
白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の「折口信夫の世界展」は行きたかったが、行けず。