神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

京大系ソムニウム

長山靖生『戦後SF事件史 日本的想像力の70年』(河出ブックス)によりますと、

一九七六年七月、京都大学幻想文学研究会から機関誌「幻想文学通信」が創刊された。同会のメンバーは京大のUFO超心理研究会と重なっており、オカルトに関心を持っている者が多かったが、幻想文学に対する姿勢はさすがに鋭く真面目だった。幻想文学研究誌「ソムニウム」にも、彼らは関わっていた。同誌は工作舎のメンバーが京都で立ち上げた編集プロダクション「エディシオン・アルシーヴ」から出たものだったが、京大幻想文学研究会の関係者も当初から関係していた。

この認識が正しいのかは、某氏の評価を待つとして、蔵書目録によると、わしは三月書房あたりで買ったのか、ソムニウム全四冊を持っちょるようだ。アスタルテ書房さんはいくらで買ってくれるだろうか。

戦後SF事件史---日本的想像力の70年 (河出ブックス)

戦後SF事件史---日本的想像力の70年 (河出ブックス)