神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

つぶれてほしい古本屋

何年も前のことだ。支払ったはずの古本屋から再度請求書が来た。「あなたは会員ではないので、送料が必要だ。送料を負けてほしければ会員になれ」というような手紙も入っていた。ここは、会員になると、送料が無料になるのだが、私は会員になっていなかった。最初の請求書の、書籍代小計と送料を含めた総計を見間違えて、書籍代小計の金額を振り込んでしまったのだ。間違えたわしも悪いが、偉そうな古本屋の文面に腹が立った覚えがある。店名を覚えていれば、公表してやるところだが、それきり取引はやめたので、忘れてしまった。客を客とも思わない「古本屋風情」は、早くつぶれてほしいものだが、とっくにつぶれているかもしれない。「がんばれ」と応援している古本屋が多いが、「つぶれろ」と思っている古本屋が幾つかあるのも事実である。

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図書新聞』3月20日号の内堀弘「耽奇日録(155)」は、さかえ書房の閉店と『sumus』13号の晶文社特集号の話。

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スタジオジブリの『熱風』3月号は村上春樹特集。沼野充義「「ハルキが私たちのことを書いてくれる」−どうして村上春樹はロシアでこんなに人気があるのか」など。沼野によると、最近のロシアのヒット曲で「ムラカミ」が出てくるものは、少なくとも2曲あるという。

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第1回三省堂書店神保町本店 春の古書市(21日まで)は、どんな感じかすら。