朝倉無声
本名亀三。明治10年3月生、昭和2年4月没
早稲田大学で国文学を修めた後、帝国図書館司書となり、近世の文芸・風俗研究を専攻
『見世物研究』(ちくま学芸文庫)の著者
「書物蔵」には出てこないので、館界では無名か(こういう判断基準に使うなってか・・・)。司書としての在職期間など、詳しい経歴が不明なるも、彼の帝国図書館への採用には、早稲田大学図書館長市島春城の口利きがあったようである。
市島の日記によると、
明治39年8月4日 永井一孝来訪、校友朝倉亀三の身上に関し云々の依頼あり
もっと、詳しい経歴や館界での功績を知りたい人物である。