「ガンダルフを大統領に!」というスローガンは、猫猫先生もどこかで言及していたが、私が最初に知ったのは、おそらく評論社文庫の『指輪物語』第1巻*1の瀬田貞二の「訳者あとがき」である。
本国のイギリスでは、比較的冷静にトールキンの新作を迎えたようでしたが、アメリカでは次第に激しい歓迎に転じました。(略)私のきいた見聞談では、各地に指輪クラブ、トールキンクラブができ、学生のなかには胸に「ガンダルフを大統領に!」というバッジをつけてデモっている者たちがいたということで、ずいぶん長期のブームとなり、ごく最近まで各誌に特集があったりした模様です。
とある。コスプレまではしてなかったのだろうが、りっぱなオタクである。その後アニメ映画も作られたが、まさか実写映画化されるとは夢にも思わなかった。
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「言葉ゴニョゴニョ」の小谷野敦の項。後半のQ&Aはなんだ?
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ジュンク堂の『書標』が再び読めるようになった→「http://www.junkudo.co.jp/shohyo1003.pdf」。「著書を語る」は『偽書「東日流外三郡誌」事件』(新人物文庫)の斉藤光政氏。わしも、昔『市浦村史資料編』(全3巻)を買って*2、面白い偽書だと思って読んだが、その後「発見」者自身の手による偽書と判明した騒動には唖然とした。人間、過ちに気づいたら早めにその過ちを認めないと、古田武彦氏のように引くに引けない状態になってしまう。