櫻本富雄『日本文学報国会』(青木書店)を見てたら、昭和17年6月に設立認可された社団法人日本文学報国会の設立時の役員は、
会長 徳富蘇峰
常務理事 久米正雄 中村武羅夫
理事(15人) 柳田國男 菊池寛 下村宏 折口信夫 窪田空穂 辰野隆 ら
辰野は設立時の理事だったのね。だから、どうしたということはないのだけど。日本文学報国会の役員は、公職追放の該当事項ではなく、蘇峰は「言論報国会々長」、菊池は「文藝春秋社長」、下村は「国務相情報局総裁興亜同盟顧問」が該当事項。
辰野については、日本文学報国会よりも、戦後に設立発起人や設立後の理事になった団体の方が注目すべきである。これは、次回。
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