神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

『小林一三日記』全3巻が3月31日まで驚異の安価で発売中


 昨年が小林一三生誕150年ということで、逸翁美術館では『小林一三日記』全3巻(阪急電鉄、平成3年6月)を2,900円(税込)で3月31日まで発売中。「日本の古本屋」では22,000円~33,000円で売っているので、驚異的な安さですね。→「【ミュージアムショップ】キャンペーンのご案内 | お知らせ | 逸翁美術館 | 阪急文化財団
 私は図書館で読破して、「本のすき間を探」り*1、思わぬ記述を発見してブログに挙げた。日記の日付順に一覧にしておこう。

1 明治36年3月15日~12月2日 「村井弦斎と国木田独歩の時代を生きる小林一三 - 神保町系オタオタ日記
2 昭和21年4月17日 「靖国神社宝塚化計画 - 神保町系オタオタ日記
3 昭和24年5月19日~27年2月18日 「小林一三日記にスメラ学塾の戦後を見る - 神保町系オタオタ日記

 1では、黒岩比佐子さんから「大喜びどころか、びっくりして飛び上がりました」と、コメントをいただきました。2は、坪内祐三靖国』(新潮社、平成11年1月)への補足ですが、坪内さんが目にする機会があったかどうか。皆様も、『小林一三日記』のすき間から面白ネタを掘り出してください。

*1:南陀楼綾繁『古本マニア採集帖』(皓星社、令和3年12月)の「『本のすき間』を探る人 神保町のオタさん」を参照