『図書』の岩波新書創刊70年記念号で、四方田犬彦氏が『失われた大陸アトランティスの謎』(E・B・アンドレーエヴァ/清水邦生訳)について書いている。
ソ連の科学啓蒙読みもの。プラトンの『共和国』におけるアトランティス大陸の描写にはじまり、ムー大陸の存在可能性まで、一二歳の私はワクワクとした気持で読み進めました。
この本は私も古本で読んだと思うけど、岩波新書にしてはいい意味での(どういう意味だ)トンデモ系に近い本で楽しめた。というか、何度も繰り返して読んだ覚えがある。
なお、『図書』には、他に佐伯順子、佐藤卓己 、佐野眞一、田中貴子、田中優子、中島岳志、長尾真、原武史、若島正らも書いている。