神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

京都工芸繊維大学美術工芸資料館で「図案家の登場ーー近代京都と染織図案Ⅲ」展が始まった

f:id:jyunku:20190902180826j:plain
美術工芸資料館では「近代京都と染織図案」展として、一昨年「纏う図案」を、昨年「掌の中の図案」を開催した。第3弾の今年は「図案家の登場」である。→「京都工芸繊維大学美術工芸資料館
無料で10月6日(日)まで開催なので、皆様どうぞ(日曜日・祝日は休館。ただし、10月6日は開館)。構成は、第1章近代京都の“図案家”育成、第2章図案家の仕事、第3章近代京都の図案団体、第4章図案家の現在。第3章では京都初の図案研究団体である京都図案会についても言及されている。京都図案会については「明治期の京都における染織図案史の修正を迫る『京都図案会誌』を発見 - 神保町系オタオタ日記」で三密堂書店において見つけた『京都図案会誌』について紹介したところである。せっかくなので、国際博物館会議(ICOM)京都大会開催を記念して同誌の写真をアップしておいた。
参考:「日出新聞記者金子静枝と意匠倶楽部ーー京都市学校歴史博物館における竹居明男先生の講演への補足ーー - 神保町系オタオタ日記
f:id:jyunku:20190902181026j:plain