神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

横田順彌『近代日本奇想小説史 明治篇』(ピラールプレス)を編集した川村伸秀の悲しみ

本の窓』5月号の「私の編集した本」で、川村伸秀氏が横田順彌『近代日本奇想小説史 明治篇』について書いている。

柳田(泉)の研究を正統派とするなら、本書は異端の小説研究と位置づけることができる。僕の頭のなかで二つは表裏一体だった。今回、漸くもう一方の本書もお届けすることができて、とても嬉しい。ただひとつ残念なのは、『文学遺産』に解説をお書きいただいた黒岩比佐子さんが急逝され、本書をご覧いただけなかったことだ。

(参考)1月22日