神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

狩野文京堂の狩野兵太郎


金沢文圃閣の『出版・書籍商人物情報大観−昭和初期』で復刻された「人と事業」『日本出版大観』(出版タイムス社、1930年)に、狩野文京堂のおじさんが出てきた。

文京堂 狩野兵太郎氏 明治二十三年一月生/上京区丸太町河原町
君は京都府綴喜郡の産、明治四十一年一八歳のとき同市の書肆春和堂に入り、主人若林氏の薫陶を受くること多年、(略)大正九年、歳三十一にして独立し、現在地に文京堂を創立し新古書籍の小売を営み日に繁栄の道を辿つてゐる。(略)


私が出入りした時にいたおじさんは、この人ではなくて2代目(?)だったのかしら。


(参考)4月27日