吉村大観堂から『京都古書組合総合目録』29号(京都府古書籍商業協同組合、平成28年11月)を頂きました。ありがとうございます。
美術品・古典籍が多いのであまり縁がないのだが、驚いたのは、
2996)名靈通 天行居 昭和28年 狩野栄三写本 30,000円
狩野栄三は丸太町にあった狩野文京堂の店主だった人だ。「トンデモ本の殿堂狩野文京堂」、「狩野文京堂の狩野平太郎」及び「狩野文京堂の狩野平太郎(その２)」参照。狩野栄三は神道天行居の道士(教師)だったとコメントをいただいたことがあったが、どうやらその通りだったようだ。店の建物はとっくに無くなっていると思うが、今頃このような本が出てくるのはどういう経緯だろう。なお、天行居関係では、
2984)大宇宙尊命霊人型原實人體主 美毛呂岐命(長尾)瑞堂霊言録資料 大阪大宝寺町長尾長三郎 大阪天行居 一括 35,000円
も出ている。
