神保町系オタオタ日記

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コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―


東京藝術大学大学美術館では、今日から「コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―」展が開催。大学の前身、東京美術学校の正木直彦校長時代のコレクションも展示されるらしい。正木の日記『十三松堂日記』を見てみると、

明治45年2月24日 (前略)それより浮世絵展覧会を南明倶楽部に見る 


    2月25日 午後北浦大介より電話あり学校文庫にて紛失の書籍浮世絵展覧会にて発見せしよし申来る 直に行きて調査をなす


    2月26日 好古堂の加藤来校して学校の書物を売りしものは中田清なりしことを告く


南明倶楽部は明治末期から大正初期には既に古書展覧会が開かれていた会場でもある(6月13日参照)。

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パナソニック電工汐留ミュージアムでは、「建築家坂倉準三展」が始まる(5月30日も参照)。


岩波書店の「新編日本のフェミニズム」第11巻『フェミニズム文学批評』(斎藤美奈子解説)は6月から8月刊行になったか(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%8D%D6%93%A1%81@%94%FC%93%DE%8Eq/list.html)。ただし、『図書』7月号では8月刊行予定にあがっていない。