文豪を動物にたとえることは昔から行われていたよう*1で、萩原朔太郎「室生犀星に就いて」*2によると、
たいていの文学者は、何かの動物に譬へられる。例へば佐藤春夫は鹿であり、芥川龍之介は狐であり、谷崎潤一郎は豹であり、辻潤は山猫の族である。ところで、同じ比喩を言ふならば、室生犀星は蝙蝠である。
野上彌生子によると、谷崎は山猫らしい(昨年1月5日参照)が、どちらが正しいのだろうか。
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神戸文学館では「賀川豊彦の文学展」(賀川豊彦献身100年愛の労苦と希望 賀川豊彦の文学)開催中。2月24日まで。賀川にそれほど興味があるわけではないが、上北沢の松沢資料館には一度行ったことがある。
ジュンク堂書店が「Library of the Year2008」優秀賞に選ばれたらしい。さすが、図書館より図書館らしい書店だすね。