神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

 蒼空画会と星製薬


里見とんが「中戸川吉二君に贈る」とする「春の水ぬるむが如くに」*1に、

去年の春、星製薬の楼上で催された蒼空画会で、志賀君と私との共通の友人である、同会の同人、山内神斧君と志賀君とが落合つて、たまゝゝ私の話が出た。


また、星製薬における展覧会の登場だ。志賀の日記の大正12年1月16日の条に「星の二階へ行く」とあるが、蒼空画会のことだろうか。

*1:『随筆』大正13年4月号