神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

明治の御世からモテていた早大生

創立125周年記念事業に沸く早稲田大学
現代のハンカチ王子に限らず、昔からモテていたようだ。

外骨の『滑稽新聞』第89号(明治38年2月1日)によると、

蝦茶式部の跋扈は益々甚しく候(中略)苟しくも良妻賢母と成るには、夫無かるべからず、そこでと言ふ所以にも御座無く可きが、当一月以来早稲田大学の図書館公開以来、式部の来観者日に二十三十を算へ、優に帝国図書館を凌ぐの勢に候由、帝国図書館には大抵一日二三人を過ぎざるに早稲田大学に限りて此隆盛、聊合点が参り兼ね候、於是乎口悪の早稲田童共「何アにアレはハント(男狩)に来るんだよ」と申し候(後略

「ハント(男狩)」なんて言い回しが明治の御世に存在していたとは。今なら「逆ナンパ」というのだろうか。

早大生は明治時代からモテていたのだなあ。うらやましいのう。

追記:マガジンハウスから『完全保存版・早稲田大学の実力』というのも出てるね。

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わしも現実逃避。
よく行った食堂。なかじま食堂(昔は漢字表記ではなかったかしら)、大銀、わびすけ(もっぱら、いもねぎ定食)、ハイライト、天下一品銀閣寺店、「しあんくれーる」傍の一品料理屋(店名を忘れた)、李白(?)、来々飯店、東京ラーメン、あやとり。

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いつのまにか、『日本売春史』が2刷になっていた。

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『決定版!神保町』(日本文芸社)に、おとわ亭を回想しているおじいさんが出てた。

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永嶺重敏『東大生はどんな本を読んできたか』(平凡社新書)を見る。東京大学情報学環図書室勤務の人らしい。2冊ほど読んだことがあるが、緻密な実証は好印象。

これも東大本というべきか。黒咲藍『現役東大キャバ嬢のキャバクラは数学だ!』(徳間書店)。新聞広告は見たが、実物は未見。