神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 千代田図書館の逆襲

たまたま『週刊金曜日』の目次を見てたら、佐野眞一と福嶋聡(ジュンク堂書店大阪本店店長)の対談「本と雑誌に何が起こっているのか 「出版不況」論を超えて」(2月21日開催)を発見。これによると、前千代田図書館長が『ず・ぼん』に反論するとかいうトー…

 一箱古本市へ、ひたすらトチゲキ、トチゲキ

書物奉行氏からバトンタッチを受けるべく、まずは神保町の古書会館へ。 す、すまった。数年前の一箱古本市で氏によって仕掛けられたワナにあやうくはまりかけた時に目撃した顔を忘れてしまった。図書館本も見かけず、それらしい「好青年」も発見できず。なぜ…

 戦時下に「桃太郎の海鷲」を見る高見順

書物奉行氏がユーチューブでみたアニメ「桃太郎海の神兵」より前の作品である「桃太郎の海鷲」を高見順が見ていた。 昭和18年3月22日 降雨。 今日は休日ということにして、有楽町産業組合中央会館へ、芸術映画社の漫画映画「桃太郎の海鷲」を見に行く。あん…

 南天堂!

紀伊國屋書店の『scripta』第7号(2008年4月)で連載中の内堀弘「予感の本棚」第11回に、大正時代中頃に白山(文京区)で開店した南天堂が出てくる。 そんな時代の中で、南天堂はダダイスト、アナキスト、マヴォイストたちのサロンになっていた。 時代の過渡…

『野性時代』納本さる!?

昨年9月21日に指摘した『野性時代』が国会図書館のOPAC上に見当たらない件だが、いつのまにか挙がっているではないか。書物奉行氏の査察(?)を恐れて急いで入力をしたか、納本させたかしたのかすら。 -

太霊道で卒論を書いた学生

勝本清一郎というと、『座談会明治文学史』、『座談会大正文学史』だが、後者に太霊道が出てきた。 柳田(泉) それよりも新興宗教の方をいうと、一時勢力のあったのは大[ママ。以下同じ。]霊道の田中守平、これは一代を風靡したもので、学生も信仰したもの…