神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

大東亜文庫とは何ぞや

以前「新潟県立図書館の大東亜文庫」で話題にした大東亜文庫。出典を書き忘れていて、わしもどこで見たか忘れてたが、ようやく判明した。荘司徳太郎・清水文吉編著『資料年表日配時代史 現代出版流通の原点』(出版ニュース社、昭和55年10月)第3部年表の「出版業界関係」欄でした。昭和19年8月に新潟県立中央図書館内に大東亜文庫を設置するための委員会を組織したということだが、その後の経過は不明である。大東亜図書館学の提唱者は何か知ってるかなあ。
新潟県立図書館創立100周年記念誌』が3月に出てるようだが、何か書いてないかなあ。書いてないだろうなあ。
ところで、グーグルブックスで「大東亜文庫」を検索すると、高橋五郎『天皇の金塊 ゴールデン・リリーの謎』に東京科学博物館、東アジア研究所、東洋文化研究所などと共に大東亜文庫が出てくる。これは、東洋文庫か何かの間違いだろうか。