神保町系オタオタ日記

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毎日新聞の長山靖生選「この人・この3冊」に黒岩比佐子さん

本日の毎日新聞書評欄「この人・この3冊」は、長山靖生選による黒岩比佐子さんの本3冊。

・『「食道楽」の人 村井弦斎』(岩波書店
・『編集者国木田独歩の時代』(角川選書
・『パンとペン 社会主義者堺利彦と「売文社」の闘い』(講談社

冒頭を引用すると、

黒岩比佐子さんとはじめて会ったのは、彼女が村井弦斎の評伝を準備していた頃だった。地方にある私の住まいまで、本を見にいらした。会うなり「もっとお年寄りかと思いました」と言われた。それはこちらも同様で、もっと堅苦しい人かと思っていた。明治・大正のマイナーな作家を調べていたので、そういうイメージがあったのだろう。しかし黒岩さんは柔らかに話し、よく笑う人だった。

ネットでも見られます。→http://mainichi.jp/enta/book/news/20111009ddm015070016000c.html
(参考)「横田順彌『近代日本奇想小説史』(ピラールプレス)刊行記念トークイベントと追悼・黒岩比佐子さんDVD上映会」(2010年12月17日