『図書館雑誌』昭和12年7月号の「彙報」欄で、第一書房の長谷川巳之吉が林繁三の紹介で日本図書館協会の特別会員として入会していたことが判明。この林は、『簡約日本図書館先賢事典』によると、
林繁三 はやし しげぞう 1896−1948
1本籍又は生地:福岡、2最終学歴:1921/東大、3職歴:1927/台中州立図書館長,1929/図講聴講生修了,帝国図書館司書官,1945/退職,北海道水産会社に就職,1948/国立国会図書館部長に就任すべく上京中死去
昭和12年の帝国図書館というと松本喜一館長に、岡田温、加藤宗厚、舟木重彦*1らが司書だった時代である。
林は長谷川郁夫『美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉』にも出てこない人物だが、どういう関係があったのだろうか。
- 作者: 長谷川郁夫
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*1:「図書館職員養成所長舟木重彦」(2009年10月5日)参照。