神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

老壮会と藤澤親雄


大正7年10月9日に第1回会合が開催された老壮会。この老壮会第26回の会合(大正8年10月15日猶存社)で藤澤親雄エスペラントの由来、組織、使命について講演を行っている。
出席者は、下中彌三郎、佐藤鋼次郎、上泉徳彌、中山波上、クヅネコフ、石田友治、何盛三、沼波武夫、満川亀太郎高山久大川周明ら。このことは、一度(2006年3月4日参照)アップしているが、出席者が判明したので再度紹介。


(参考)大塚健洋『大川周明と近代日本』、「老壮会の記」『大日本』6巻11号、大正8年11月。

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「新書は、その後も着実に伸び、今や筑摩の屋台骨を支える太い柱の一本になっているという。しかし、私がやめる頃出た若い人が企画した『もてない男恋愛論を超えて』などというタイトルを見ると、中身は面白いが、これが新書のタイトルだろうかと、私は疑ったものだ。しかしこれがまたよく売れたのである」(柏原成光『本とわたしと筑摩書房パロル舎、2009年6月)。何事も思い切って若い人にまかせてみるものである。