三村竹清の日記によると、
大正6年11月29日 山中翁之話に 大学之古典科を出てゝ基教を奉し 青山学院之漢文教師を勤め居る桜井氏とかいへる人あり 予に紹介せんとて此間知人ニ尋ねたるに 近頃岸本某の大[ママ]霊道といふものを信して 家に在りても自分上座にあり 母親なとをも目下の如く叱り飛はし 常人之体にあらぬよし
太霊道が出てきた。青山学院の「桜井氏」とは、漢文、国語、地理、歴史を教えていた桜井成明という人だろうか。田中守平ではなく「岸本某」となっているが、『岡田式静坐三年』の岸本能武太と混同しているか。
「山中翁」は、山中共古で、明治15年東洋英和学校神学科卒、大正8年4月からは青山学院図書館長となる。
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朝日新書から伊東乾『バカと東大は使いよう』なる本が出てた。挑発的なタイトルだが中身はどうかしら。
二松学舎大学にトチゲキかすら。「横溝正史の世界展」、28日まで。
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