平井昌夫『国語国字問題の歴史』で、日本国語会の創立発起人(昭和17年9月28日現在)を見ると、発起人としては、5月25日に挙げた人物以外に、折口信夫、新村出、東條操、時枝誠記、橋本進吉、松井簡治、諸橋轍次の名前がある。その他に面白いものとしては、一條實孝、大川周明、大串兎代夫、志田延義、鈴木大拙、高楠順次郎、高島米峰、竹内薫兵、平泉澄、松岡譲がある。沖野岩三郎、高田集蔵もいる。
大槻憲二とともに諸岡存の名前もある。大槻の関係者としては、岩倉具栄(岩倉具視のひ孫、『精神分析』の執筆者)が、諸岡の関係者としては、赤池濃、四王天延孝、白鳥敏夫、眞崎甚三郎がいる。
意外(?)にも、板垣鷹穂、市河三喜、伊藤整の名前もある。市河はたしか当時東大附属図書館長。
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