山口昌男による由良君美の悪口がある。
山口の大塚信一宛書簡（昭和50年7月4日着）によると、
ところで、研究会ということで想い出しましたが、由良[君美]師匠はこの頃どうしていますか。この人物も本好きなところはよいが、□□□□□□□で何となく冴えないのはどういう訳でしょうか。それに（17字削除）の人とあっては、久保覚あたりに鼻づらを曳きずり回されるのが落ちというところになりかねない。やはり林老が壮年期にもっていた、き然としたところを求めたくなります。
「林老」は林達夫のこと。大塚の『山口昌男の手紙』に収録された山口の手紙は伏字が多くて困ったものだが、この7文字の□にはまる語句は何だろう。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
東京大学創立130周年（昨年）記念展示として、総合研究博物館（本郷）で「鳥のビオソフィア―山階コレクションへの誘い」展開催中。120周年の時は、安田講堂なども使い、見ごたえがあったけど、今回はそういう大きなイベントはなかったか。
