書物奉行氏にネット上で出会ってから3年ぐらいだろうか。
おかげでそれまで全然知らなかった図書館人の名前を覚えることができた。
例えば『図書館人物伝』(日外アソシエーツ、2007年9月)で、紹介された日本人10名のうち、佐野友三郎、松本喜一、森清、大西伍一、湯浅吉郎、志智嘉九郎、島尾敏雄の7名は少なくとも名前を知っている。残念ながら、残りの乗杉嘉壽、村上清造、叶沢清介は知らなかった。外国人篇10名の方は、CIE初代図書館担当官キーニーのみ知っていた。
まだまだ、だれぞみたいな図書館系オタには程遠いが、図書館系ヨタぐらいにはなれたかしら。
しかし、図書館人の名前を覚えてもちっともモテナイ(笑)、じゃない、実生活には役に立たないのう。しょぼーん。
追記:同書の湯浅吉郎の章は、湯浅の「女買ひ」について、薄田泣菫『完本 茶話上』所収の「父と子」を引用しているが、いつか使おうと思っていたネタだった。抜かれた!