日本で最初にモダンガールという用語を使用したとされる北澤秀一の名前をみかけた。
吉見俊哉「帝都とモダンガール」(バーバラ・佐藤編『日常生活の誕生−戦間期日本の文化変容』柏書房、2007年6月)によると、
このような都市の百貨店における女性店員の急激な増加は、すでに震災直後のメディアのなかで盛んに語られるところとなっていた。たとえば、当時のメディアのなかでの彼女のたちの表象を典型的に示すものとして、北沢秀一の「ショップ・ガール」論*1がある。北沢はまず、家庭から社会に出て働いている若い女性のなかで、近頃最も人目につくのはデパートをはじめとする大商店で働くショップガールであるという。
北澤秀一と薄井秀一が同一人物の可能性があることは9月9日に示唆したところ。女性学の研究者はこれを立証できるかしら。
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*1:「ショップ・ガール」『改造』1925年4月号