さすが、山口昌男先生。とっくにポール・リシャールに言及していた。
『はみ出しの文法 敗者学をめぐって』(平凡社、2001年3月)所収の谷沢永一との対談(「「日記」こそ歴史をひもとく最適のメディアだ」)で、
山口 秋田雨雀の日記も、ちょうど第一巻が大正の終わりだけど、その頃は人間関係なんかめちゃめちゃでしょう。大川周明と親しかったり、ポール・リシャールとも仲よかったり。意外な人間関係が日記には出てくる。
谷沢 日記の面白さがわかるためには雑学が必要なんだな。
山口先生は、秋田の日記に、大川やリシャールが出てくることに注目していたのだね。
追記:「古本大学講座」、面白そう。
阪急東通商店街をうろつくも『Comic Mate』見つからず(アセ