2006-02-02 『ユダヤ問題と裏返して見た日本歴史』(三村三郎著。昭和28年8月発行。『ユダヤ問題と裏返して見た日本歴史』所収)から トンデモ しかるに当時は竹内文書が裁判中であり、民間古文書研究家の受難時代で、山根菊子、村井二郎、故吉田兼吉、鳥谷幡山氏等も当局の弾圧を受けていた。表面的な活動としては沼津の富士製作所の社長田中清一氏を資金のバックとして親友小寺小次郎氏(今泉定助翁の道場で筆者と同門)が神代文化研究所をおこし、田多井四郎治氏の「ウエツフミ」研究に名を藉りてこの一党を吸収し、さらに同じバックを以て上西真澄氏が大阪に太子会をつくり「旧事本紀大成経」を中心に、民間伝承の古代文書の研究会をやつていたにすぎなかつた。 (参考)「今泉定助翁の道場」とは、日本大学皇道学院のことか? 皇道図書館本体には迫れず、周辺でウロウロという感じ。