一昨年、京大11月祭で『蒼鴉城』40号(京都大学推理小説研究会、平成26年11月)を購入。研究会の創立40周年記念ということで、OBの作家、森川智喜、円居挽、大山誠一郎、麻耶雄嵩、我孫子武丸、法月綸太郎、綾辻行人各氏が執筆。法月氏の「祝辞と追伸」には、
追伸 一九七〇年代のミステリ研に興味のある人は、OBの巽昌章氏が「ミステリ研通信」(二十、二十一、二十三号)に連載した「何回目かの眠れない夜ーーミステリ研作品漫歩ーー」(小城魚太郎名義)というエッセイを読むことをお勧めします。(略)
とある。七〇年代のミステリ研というと横山茂雄先生も登場するんじゃないかなあ。読みたいが、日本の古本屋ではヒットしない。盛林堂書房が持ってないかなあ。