神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

1979年10月6日の式貴士と新井素子

佐藤弘二氏のぐれん舎発行『PADOMA』10号、1979年12月25日に挟み込まれた同日付けの会報『G.BULLETIN』6号の「松竹一番亭レポート」によると、

10月6日/出席者 式貴士、三村遼、新井素子岬兄悟高井信中村哲、佐藤弘二、亀岡弘幸、さき・ひろし、仲鉢仁
※高井氏のご紹介で著名な諸兄姉をお迎えしての会合となりました。もっぱら、式氏を中心にSFからタロットと、にぎやかに話題もはずみました。日本のSF界は、B・O型(血液)作家のカラーになっている。私はA型の作品で勝負したい、と式氏の意気盛ん。三村氏はやはりファンダムで活躍の人らしく、ファングループの状況等話されてましたが、この会はと問われ、言いよどむ面々に心なしか、けげんそう。ただ漫然としたファンの集い、これからの一番亭の諸君に多大な課題を提起されました。新井素子さんは、隅の方で高井氏と猛烈に議論してました。ともあれ、ナゾの作家式氏は、こうしたファングループの会合には初めての出席だったとか、今後SF研界に新風を巻き起す事でしょう。いつものように名刺が飛びかい、記念のポロ(ママ)ライド撮影、残念ながら、式氏は写真はご遠慮下さいとの事。

機関誌PADOMAには、新井、高井、三村の写真とさき・ひろしによる式のイラストが掲載されている。