神保町系オタオタ日記

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横田順彌『近代日本奇想小説史 明治篇』資料展が東京古書会館で

ピラールプレスの「ホームページ」を見てたら、横田順彌『近代日本奇想小説史 明治篇』刊行記念のトークイベント「横田順彌と奇想小説の世界」(長山靖生氏×北原尚彦氏)がある1月22日とその前日の21日に、東京古書会館で資料展もあるらしい。黒岩さんも、生きておられたならきっと見に行きたかったに違いない。

横田順彌 著『近代日本奇想小説史 明治篇』資料展のご案内

場所:東京古書会館2階 情報コーナー(展示室)
日時:2011年1月21日(金)〜1月22日(土) 10時〜18時
入場料:無料

『近代日本奇想小説史』の出版を記念して、著者が本書を執筆するために用いた古書や古雑誌の数々を展示致します。

(参考)12月17日

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 12月25日付『図書新聞』の「10年下半期読書アンケート」で、巽孝之氏、鶴見太郎氏が黒岩比佐子『パンとペン』を選んでいた。『サンデー毎日』には岡崎武志氏による同書の書評。いずれも、生前黒岩さんと親しかったか、評価していた人達だ*1
 また、『図書新聞』のアンケートでは、郷原宏氏が小谷野敦現代文学論争』を選んでいた。

*1:鶴見氏は、2008年に同誌「下半期読書アンケート」で、『編集者 国木田独歩の時代』を選んでいる。