神保町系オタオタ日記

自称「人間グーグル」

第一回「いける本大賞」の候補作に黒岩比佐子『パンとペン』

『いける本・いけない本』第13号(2010年12月)を読む。うるさ方の本好きのメンバーが選んだ「いける本」として、佐藤美奈子さん(フリー編集者)は黒岩比佐子『パンとペン』(講談社)を、永滝稔氏(有志舎)は関口良雄『昔日の客』(夏葉社)を、糸日谷智氏(羽鳥書店)は山本善行『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社)と、雑誌だが海文堂通信『海会』別冊の『ほんまに』(くとうてん)をあげていた、このうち、『パンとペン』は第一回「いける本大賞」の候補作に選ばれていた。残念ながら大賞自体は次の三作品で、『パンとペン』は受賞を逃したが、候補作に入っていたとはめでたし。

須藤靖『人生一般ニ相対論』(東京大学出版会
日暮聖『近世考 西鶴近松芭蕉・秋成』(影書房
村山斉『宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎』(幻冬舎