森氏がコメントで懸案事項について書いていたのを読んで、わしも自分の懸案事項を思い出した。
鶴見太郎氏の解説付きで岡茂雄『本屋風情』(中公文庫)が最近復刊されたけど、このタイトルの由来である事件が起きた柳田國男を慰労する会の開催年月日が、わしの長年の懸案。昭和3、4年に開催され、柳田が、何故、岡のような本屋風情も呼んだのかと怒ったというのだが、柳田の年譜にも記載がない会である。少なくとも公刊されている柳田の資料ではわからない。岡や他の出席した民俗学者の日記でも出現すれば、判明するかもしれない。
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『日本古書通信』6月号に、「京都の出版社(戦前編)」(林哲夫)掲載。「源流から辿る近代図書館」(石山洋)は終了しただすよ。「江戸の人名録」(中野三敏)も完結。
『小説現代』7月号の坪内祐三「酒中日記」に、先月20日のコクテイルでの扉野良人『ボマルツォのどんぐり』出版記念会の話が出てた。