慶應の窓際図書館員で『シュメル・バビロン社会史』の著者である井上芳郎については、2006年7月8日、同年9月21日に言及したが、『炭焼日記』にあるように柳田國男と親しかったようだ。柳田の年譜(『柳田国男伝別冊 年譜・書誌・索引』)にも井上の名前があった。
昭和2年11月13日 新村出、新居に訪ねてくる。宇野円空、井上芳郎、松本芳夫、早川孝太郎、金田一京助、牧口常三郎、有賀喜左衛門、折口信夫ら集まる。
錚々たるメンバーの仲間だった井上。柳田との交流は相当長いようだ。
(参考)井上はこの年『古代女性史論』(岡書院)を刊行。「松本芳夫」は、明治26年8月生、大正8年慶應大学史学科卒、昭和2年同文学部講師。折口も同学部講師(翌3年教授)。
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誰ぞは、京都、大阪、三宮をオタふたしていたらしい。まずは元気さうでよかつた。