平福百穂の大正12年(推定)5月1日付け富木庄助宛書簡*1を見てたら、
たつ*2殿 常服用タラ根湯相勧め申候 タラの根を精製したるものにて、薬種屋ニあり。胃腸のあしきものニ特効ある由、是非々々御試用の事。
ん、「タラ根湯」!?
どこかで、聞いたことがあると思ったら、先日の神奈川近代文学館の「村井弦斎展」で見たような気がする。早速、黒岩比佐子『『食道楽』の人 村井弦斎』を紐解くと、大正4年2月22日、弦斎は、医学士久木田五介の名前で「タラコン湯」の売薬発売免許申請書を出し、胃腸病薬として認可を受けたとある。なんと、「古書の森日記2005年6月21日分」には、パッケージの写真まで出ているではないか。
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『SPA!』の「文化堂本舗」で『童貞放浪記』が紹介されていた。
伊勢崎町の横浜松坂屋が10月26日に閉店。建物は取り壊すらしい。保存を求める運動が起こるのではないかしら。
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『魔術及催眠術自在』は、NDL-OPACによると、長春園主人著、日本佛教新聞社、昭和11年発行みたい。
中公新書の『電車の運転』。どこぞの新線への嫌味かと思ったら、先月に出てた。誰ぞは、某線の「初体験」したかすら。