『我等』4巻1号(大正11年1月1日)の「最新学説の紹介」の中で、三井甲之が『神皇紀』を紹介・批判している。
次にその批判であるが、その研究資料としての「宮下文書」の成立に就ての研究批判が不足してをることゝ、「神皇紀」があまりに綜合的体系の構成に急であつて、知と信との境界を不明ならしめたが欠点であらう。
三井については昨年2月26日参照。また、森鴎外と『神皇紀』の関係については一昨年6月10日参照。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
『谷中・根津・千駄木』89号(2008年3月30日)の「確連房通信」によると、南陀楼綾繁編集の「ベストオブ谷根千」(亜紀書房)なる本が今秋出る予定らしい。